「11年後私たちは」第6話ネタバレ&感想。第7話も一部ネタバレ。

「11年後私たちは」は、独身アラサーOLの一ノ瀬千鶴(いちのせちづる)が主人公の人気漫画です。

11年間付き合っていた恋人と別れ、仕事でもつまづいた千鶴。思いがけない人の前で涙をこぼします。
今回はその続き。第6話のネタバレと感想、そして第7話の一部ネタバレを紹介します。

前回までのストーリーは、こちらになります。
「11年後私たちは」の登場人物とあらすじ紹介。作者の意外な事実。
「11年後私たちは」第1話のあらすじ&感想。登場人物も紹介します。
「11年後私たちは」あらすじ&感想第2話分。新たな登場人物出現。
「11年後私たちは」第3話のあらすじと感想。第4話のネタバレあり
「11年後私たちは」第4話あらすじ&感想。第5話ネタバレ一部紹介
「11年後私たちは」第5話のあらすじ&感想。第6話のネタバレあり

「11年後私たちは」第6話ネタバレ


仕事も恋愛もうまくいかず苦しむ一之瀬千鶴。ある日、上司である荻野課長の目の前で泣いてしまった。

その翌日のこと。「課長に会ったら気まずいな」と思っていたそばから課長と鉢合わせしてしまった。緊張した千鶴だったが、課長はいつも通りの態度。課長が全く気にしていないのを知り、自分1人がバカみたいだと思った。

自席についたとたん、先輩OLの藤原から運動靴で出勤したことをとがめられる。運動靴ではなく、スリッポンと言う靴であることを説明したが、どちらも同じ。会社にはきちんとした服装で来るようにとさらに注意される。その上、最近千鶴は様子がおかしいと指摘されてしまう。千鶴はいつも通りにしていたのだが、勘が鋭い藤原は何か気づいたのかもしれない。千鶴は藤原のことが少し苦手だ。

千鶴と藤原、2人のもとに業務依頼が届く。そのほとんどが営業課からの依頼だった。藤原が業務を振り分けたが、千鶴の方に大変な案件が集中していた。しかし案件数は藤原の方が多い。それをあえて口にする藤原。その言動に千鶴は恩着せがましさを感じた。

仕事中、営業課の南がやってくる。千鶴を素通りして、藤原にだけ何かを手渡す。中身はボディソープだった。南のあからさまな様子に千鶴は、

大人の方が子どもより幼稚な時がある 


と感じる。

同じデザイン課なのに、千鶴には何も渡されていないことを疑問に感じる藤原。理由ははっきりしている。南は千鶴を嫌っているから。

そこに荻野課長が通りかかる。藤原だけ、営業課からのボディソープをもらっていることを不思議がるが、千鶴は自分には必要ないので大丈夫と答える。

その後荻野課長から千鶴宛てにメールが届く。課長の席に行ってみると、用件は仕事のことであり、メールで済む話だった。そのついでといった感じで、課長は千鶴に「こういうものは女性が使うものだろうと」と言ってボディソープを渡した。

その時千鶴は何とも言えない表情を浮かべた。

「11年後私たちは第6話」感想

職場の上司の前で泣く。私も経験がありますが、これはこの後気まずいですよね。ですが荻野課長は良くも悪くもいつも通りでした。私1人でバカみたいと思った千鶴ですが、どこかでホッとした部分もあったのかな?と勝手に推測してしまいました。

それにしても、先輩の藤原さんと言い、営業課の南さんと言い、千鶴の周りは何だか付き合いにくい人ばかりですね。南さんは前回(第5話)にも出てきていました。自分の案件を先にやってほしいと千鶴に頼んだら断られて、その腹いせに陰口をたたいていた人です。

詳しくは「11年後私たちは」第5話のあらすじ&感想。第6話のネタバレありをご覧ください。

そして次に出てきたと思ったら今度はあからさまな無視。読んでいてとんでもなく腹が立ちました。嫌な思いしたのは分かるけど、仕事中にそれを態度に出す??千鶴も思っていたことだけど、大人は時々子どもよりたちが悪いですね。こういうことを平気でするのだから。

そして藤原さん。私も彼女みたいな人が身近な先輩だったら苦手に感じると思います。読んでいて、何とも言えない「言葉のとげ」をひしひしと感じました。

そんな中、荻野課長の対応はナイスだなと思いました。察することがうまいのか、千鶴のことが気になるのか。もしかしたらその両方?気になるけど、このストーリーだけでは判断できません。

課長からボディソープをもらった千鶴は、何とも言えない表情をしていました。いったいどんな気持ちだったのでしょうね?表情だけでセリフがないから読者の判断にゆだねられますが、私は「嬉しい」より「なんで?」の方が強いのかなと推測しました。でもこれは、千鶴以外には分からないもののようです。

「11年後私たちは第7話」一部ネタバレ

千鶴は久しぶりに親友の真奈と会っていた。優と別れたことも報告した。原因が優の浮気であることと、優が自分に冷めてしまったことだと話す。優が自分に冷めたことも分からなくはないと語る千鶴。11年の間、千鶴も他の男性にときめいたことはあった。しかし千鶴はそのときめきより優との愛が大事だった。でも優は違ったようだと悲しそうな表情で真奈に話す千鶴だった。

「11年後私たちは第6話」 まとめ

  • 上司である荻野課長の前で涙した千鶴だったが、次の日は何事もなかったように振る舞われる
  • 気まずさを感じていたのは自分だけだったと恥ずかしく思う千鶴
  • 先輩や同僚の言動に心が重くなったが、荻野課長はそんな千鶴を気づかう態度をとった。

荻野課長はいい上司ですね。何気なく千鶴の状況を見守ってサポートしてくれてます。

これは上司ゆえの責任感なのか?それとも千鶴に好意を持ってのことなのか?

話がすすむうちに、このことも分かってくるでしょう。私は後者かなと思っています。ということで、第7話が楽しみです。

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