葬礼の案内人とは?1話のみネタバレします。配信先と無料で読む方法も紹介

葬礼の案内人は、咲間はち子さん&一那さん作の漫画です。

物語の主人公はとある葬儀社の社員、清見導人(きよみみちひと)
彼は亡くなった人の記憶を遺族に届けるという不思議な力を持っています。
そして行く先々でさまざま人と出会い、亡くなった人と遺族の絆を結んでいきます。

今回は、第1話の内容を感想も交えて紹介します。

葬礼の案内人 1話 ネタバレ

第1話「母からのメッセージ」

溝上美幸(みぞがみみゆき)は53歳。
母のサチ子がガンで亡くなった。
美幸は母と離れて暮らしており、最近はあまり会いに来ることができなかった。
気が付いたときには、母の病気は進行していたのだ。

母には苦労ばかりかけたと悔やむ美幸。
母は幸せだったのだろうか?

美幸さんの気持ちわかります。私も母を亡くしたときに同じ思いをしました。もっと足しげく母に会いに行けばよかった、もっと親孝行すればよかったなど色々な思いが頭をよぎりました。

葬儀の打ち合わせのため溝上家を訪れていた葬儀社社員の清見導人(きよみみちひと)は、その言葉を聞き、

知りたいですか?サチ子さまの想い…
ご案内しましょうか?

と美幸に告げる。
最初は冗談だと思った美幸だが、やはり想いを知りたいと清見に訴える。

もし私が美幸さんだったら、どうしただろうと思いました。母の想いを知りたいような知りたくないような。でも怖くて「思いを知りたい」とは言えなかったような気がします。

そこで美幸は、清見と一緒に目を閉じて母に手を合わせた。
すると美幸の目の前に、20年以上前の場面が現れた。

美幸が離婚して子供たちと一緒に実家に戻ってきた当時の場面だ。

母は生前料理が上手で、美幸は母の作るご飯が大好きだった。
母のようにうまく作れないと嘆く美幸に母は、レシピを作ってあげると答えていた。
その後、母は孫たちと花火を楽しんでいた。
その時の母はとても幸せそうに笑顔を見せていた。

その映像を見て、泣き笑いの表情を見せる美幸。

美幸さん、お母さんの幸せそうな笑顔が見られてよかったですね。私の母もそんな笑顔の日があったらいいのになあと思いました。

そして葬儀は無事に行われた。

美幸は葬儀会場で清見に一冊のノートを見せた。
母のレシピノートだ。
本当は母の棺に入れるつもりだったのだが、自分がもらうことにしたと話す美幸。

最後のページには、母から美幸へのあたたかなメッセージが書かれていた。

美幸が葬儀会場を後にした直後、清見の目の前に星が現れた。
清見はその星を手に取り、空へ放った。

遺族と死者の絆が結ばれた時
涙が星へと変わる
星は魂を導く

 

星を見て、単純にびっくりした私。でも同時に綺麗だなとも思いました。魂が天国に導かれた瞬間に立ち会えた気分を味わえました。

葬礼の案内人を読める漫画アプリ

葬礼の案内人は、現在「めちゃコミック」の独占配信となっています。

【2話無料】葬礼の案内人 - めちゃコミック
『僕がご案内しましょうか』。清見導人(きよみ みちひと)は故人の記憶を遺族に届ける案内人。故人の想いが届いたとき、遺族の涙は星となり、故人を天国へ導く道しるべとなる。故人が遺...

めちゃコミック独占配信ということに興味を惹かれてこの漫画を読み始めた私です。

今後他のアプリでも配信されるのでしょうか?
そこは気になるところですね。
もし他のアプリでも配信されるようになれば、読者さんもより多くなることでしょう。


葬礼の案内人は無料で読める?

葬礼の案内人は、現在めちゃコミックでの独占配信です。
2022年7月6日まで、第1話と第2話が無料で読めます。
第1話は今回紹介したお話で、第2話はまた別のお話になります。

第2話は第1話と違い、ちょっとショッキングな内容です。
気になる方はぜひ、アプリをダウンロードして読んでみてください

「葬礼の案内人」まとめ

葬礼の案内人は、亡くなった人と遺族の絆を結ぶ案内人が主人公のお話です。

実際に亡くなった人の思いを知ることは出来ませんし、星も目の前に落ちることはありません。
ファンタジー要素がとても強い作品です。

でもその案内人が葬儀社の社員というのが、ある意味現実的です。

亡くなった家族に思いを寄せ続ける方、ファンタジー系のお話が好きな方にはピッタリくるような
お話です。

調べたところ、残念ながらまだ単行本化はされていないようです。
でもきっと、今後単行本も発売されるだろうと勝手に思っています。
もし出版されたら、手にとってみるつもりです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました