「醜い私があなたになるまで」ネタバレ。第2話あらすじ&感想あり。

前田アランさん作の大人気漫画「醜い私があなたになるまで」

地味でさえないOLの瀬川夢子が、「自分を変えたい」「キラキラした女性になりたい」という思いから、SNSのインフルエンサーAYAが店長を務めるアパレルショップでバイトを始めます。

実はAYAは高校時代夢子をいじめていた張本人。それでも夢子は勇気を出して飛び込みました。

第1話のストーリーを読みたい方は、
「醜い私があなたになるまで」ネタバレ。第1話あらすじ&感想あり。

をご覧ください。

第2話は、夢子のバイト初日から始まります。

「醜い私があなたになるまで」第2話ネタバレ

瀬川夢子のバイト初日。AYAが自分とのツーショット写真を撮影する。

ショップのSNSに載せるものだという。ショップのSNSは、従業員が登場し、ファッションや小物の宣伝を行う。「夢子にもこれからやってもらうからね」と説明される。

それからすぐAYAは事務所に入っていった。先輩社員の森崎から仕事を教わる夢子。

森崎いわく、「店長であるAYAは、お客さんが少ない午前中は店内に入らない。AYA目当ての客は午後から多くなる。基本的にこの店は店長に合わせて動いている」とのこと。AYA以外の従業員は3人だけ。忙しいであろうこのお店を3人で回すことなんてできるのだろうかと夢子は不安を覚える。

その頃、AYAは事務所で夢子とのツーショット写真をSNSにアップしていた。いいね!の数はあっという間に増えていく。

午後、AYAが店に立つとお客さんも増え、一気に店内が華やかになった。商品もどんどん売れていく。AYAは中心にいるのが当たり前の人だったなと昔を振り返る夢子。そこでAYAに呼ばれた夢子。夢子の姿を見たお客さんたちは、

あ~!AYAのSNSで見たぶー子じゃん 

と夢子を指さして笑う。お客さんが夢子にスマホ画面を見せた途端、夢子は愕然とする。AYAは夢子のことを「ぶー子ちゃん」「センスのかけらもない子」と紹介していたのだ。

他のお客さんも夢子のことを笑う。フォローするようでいてさらに夢子をおとしめるAYA。そこで夢子は昔のことを再び思い出す。

そうだ この人は時として 人を貶めたうえで自分を輝かせる悪癖があった

動揺する夢子だったが、何とか気持ちを落ち着かせる。そして、「私は確かにセンスのかけらもないし、このお店にはあわないかもしれません。でも皆様のようになれるよう努力しますので、勉強させてください」とお客様の前で宣言した。

AYAがバカにしようとするより早く、お客様が大爆笑した。夢子の発言が面白く、応援したくなってきたという。洋服一緒に選ぼうとお客様に言われる夢子。客に質問する店員が面白くてさらに笑いを誘う。

その光景を見て、面白くなさそうな表情になるAYA。それを見た他のスタッフはまずいことになったと危機感を抱く。

イライラしながら煙草を吸いにいくAYA。夢子が目立つのが気に入らなかったのだ。そんなAYAに声をかけたのが営業部の部長。新スタッフが入ったと聞いて様子を見に来たのだという。

AYAと部長が売り場に来た時、店内では驚きの光景が繰り広げられていた。夢子が自分自身で売り上げを上げ、また夢子に会いに来るとお客様に言われていたのだ。AYAがいないにも関わらず盛り上がっていた店内。お客様にスルーされるAYA。そして部長は夢子に挨拶をして励まし、握手した。その光景に怒りをあらわにするAYA。

閉店後、夢子は森崎に呼ばれる。初日の感想を聞かれ、「緊張したけれど楽しかった。生きている実感があった」と伝える。その裏では、AYAが派遣社員を怒鳴りつけていた。森崎は夢子に、「店長は人気もあるし、会社でもよい評判だが、機嫌が悪いと店員に八つ当たりしたりする。だから気を付けて」と忠告する。

そこにAYAが顔を出す。明日からのシフト表を渡された夢子は驚く。今月いっぱい休みがない。夢子が質問しようとするのを遮るAYA。まだ自分は研修中だからと必死に訴えるが、「大変ならやめれば?」の一言で片づけられてしまう。その上AYAは夢子1人に店内清掃をやらせて、先に帰ってしまった。そのことで気持ちを晴らすAYA。自分と夢子は住む世界が違うのだから調子にのるなと思っていた。

しかし夢子は負けていなかった。1人で掃除をしながらも、まだ自分は頑張れると思えた。

10日後。忙しい店内でてんてこ舞いする夢子。お客さんにネイルをほめられる。ネットで検索した動画を見て自分で塗ったものだった。そんな中、お客さんに「なんかかわいくなってない?」と言われる。その言葉に涙を流す夢子。人からほめられたのは初めてで嬉しかったのだ。

もともとのスタイルもいい、メイクもうまくなっているから注目されている、接客はまだまだだが親身になって選んでくれるのが見ていて楽しいと言われる。その言葉に夢子は勇気をもらい、お客さんにお礼を言う。それを見て唇をかむAYA。閉店後店内掃除を始める夢子の姿を誰かが見ていた。

「醜い私があなたになるまで」第2話感想

第1話のラストでいやな予感はしましたが、初日からAYAの攻撃が始まりましたね。笑顔で色々仕掛けてくるAYAが怖いです。

AYAは昔と変わっていなかったことに早速気づく夢子。でも意外なことに、夢子は負けていません。お客さんに「皆さんのセンスを勉強させてください」と逆に頭を下げます。このシーンで私も、夢子を応援したくなりました。どうやらお客さんたちも同じ気持ちだったようですね。

第1話では分かりませんでしたが、夢子は相当の努力家でした。自分で色々勉強して、少しずつセンスを磨いていってます。気が付けば人気者になっていました。努力が認められてよかったねと思いました。

でもそれが面白くないAYA。店内では絶対見せない、怒りに満ちた表情のAYAは本当に怖いです。読んでいてゾクっとしました。その上バイト始めたばかりの夢子に14連勤のシフト入れるって、どれだけ意地悪なんですか。しかも「嫌ならやめれば」と言っちゃうし。

ラストシーンも怖いです。店内清掃中の夢子のことを見ている人がいました。誰なんだろうととても気になります。夢子の敵か味方か?これは第3話で分かるでしょう。

「醜い私があなたになるまで」第3話一部ネタバレ

店内掃除を終えて後片付け中の夢子。足を滑らせ転びそうになったところを1人の男性に助けられる。メンズショップで働いているという向井というその男は、後片付けを代わってくれた上に夢子に連絡先交換を持ちかけた。向井とのメールのやり取りを喜ぶ夢子だった。

「醜い私があなたになるまで」第2話まとめ

  • 瀬川夢子のバイト初日。いきなりSNSで「ぶー子ちゃん」としてさらされてしまう
  • AYAの本性を思い出す夢子
  • 夢子はお客様に「勉強させてください」と頭を下げる
  • それが逆にお客様に好印象を与え、初日から売り上げを上げる
  • 面白くないAYAは、夢子に厳しいシフトを与え、店内清掃を1人でやらせる
  • しかしまだまだ夢子は頑張れた。その姿はお客様からの好感度を上げていた
  • ある日の店内清掃時、誰かが夢子の姿を見ていた

バイト初日から波乱万丈な夢子。頑張る夢子を見るたびに怒りをあらわにするAYA。たぶん今後も夢子の試練は続くでしょう。でも負けずに乗り越えてほしいなと思う私です。

次回、第3話もお楽しみに。

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