「醜い私があなたになるまで」ネタバレ。第1話あらすじ&感想あり。

各種漫画アプリや配信サービスで読めて、大人気の漫画「醜い私があなたになるまで」前田アランさん作のヒューマンドラマです。

地味でさえない26歳のOL・夢子が自分を変えたいと一念発起し、自分と同い年でSNSのインフルエンサー・AYAが店長を務めるアパレルショップで働きたいと思うところから、この物語は始まります。

実は夢子とAYAは同い年だけではなく、ある共通点がありました。

願い通りに自分を変えることができるのか?それとも無理な願いだったのか?夢子の挑戦やいかに?

ということで、気が付いたらハマっていたこの漫画。

第1話から最新話まで、順次ネタバレを紹介してまいります。

 

「醜い私があなたになるまで」ネタバレ・第1話

この物語の主人公は瀬川夢子(せがわゆめこ)

地味な容姿にコンプレックスを持ち、仕事でもミスが多く、上司にいびられる毎日。

容姿と暗い性格のせいで学生時代からいじめにあい、今もトイレで昼食をとっている。そしてそれを見られた同僚から、またも悪口を言われるのだ。

好きでこんな自分に生まれたわけではないのに、なぜこんな目にあうのだろう。もう嫌だと一人涙する夢子。

そんな夢子の楽しみは、SNSで人気の「AYA」の投稿を見ること。AYAは、アパレルショップの店長であり、SNSフォロワー数12万人のインフルエンサー。おしゃれで明るいAYAの投稿はいつも称賛のコメントがいっぱいだった。

自分と同い年なのに、なぜこうも違うのか?AYAをうらやむ夢子。

ある時夢子は、AYAのSNSで「バイト募集」の投稿を見つける。もしAYAと一緒に働けたら…と考える夢子。しかし、いや、きっと自分なんて面接で落とされるとその考えを打ち消した。だがその投稿に、「人生を変える」という言葉を見つけた夢子はそれをAYAからのメッセージだと感じた。

意を決して会社を辞め、バイトに応募した。せめて日の当たる場所を歩きたい、夢子はそのための第一歩を踏み出そうとしていた。

面接当日。リクルートスーツ姿でやってきた夢子は、目の前にあるおしゃれなファッションビルに圧倒される。しかしここで逃げたら一生後悔すると思い、ビルの中に入っていった。

その時AYAは、営業部長とともにバックヤードにいた。今日がバイトの面接日だったことを忘れていたAYA。営業部長に、次にくる子はしっかり育ててほしいと注意される。AYAの店は売り上げはダントツなのだが新人が育たないと言われていたのだ。

バックヤードを出ると、AYAは周囲から羨望のまなざしを向けられる。ファンからサインも求められた。

AYAの本音は目立つのが好き、ちやほやされるのが好き。他の誰かが自分より目立つのは許せないだった。

もっと自分を引き立たせてくれる何かがあればいいのにと思うAYA。

そしてついに夢子とAYAが出会った。

夢子と面接をするAYA。夢子が自分の大ファンでいてくれるのが嬉しいと笑顔を見せるも、本心は「あんたが私みたいになれるわけない。落とすけどね」と毒づく。

しかしAYAは夢子の顔を見て、「どこかで見たことがある」と思う。そこで初めて履歴書に書かれている夢子のフルネームに気づいた。

「あんたもしかして、瀬川夢子?」、「私のこと覚えてない?」

AYAの本名は堀川絢(ほりかわあや)なんと夢子の高校の同級生。しかもかつて夢子をいじめていた張本人だったのだ。それに気づきがくぜんとする夢子。しかし、AYAは夢子を採用することにした。できれば明日からでも来てほしいという。

自分をいじめていた人物のもとで働くのは怖いとおじけづく夢子。そんな夢子にAYAは、優しく接して、夢子に合う服をコーディネートした上、メイクまでしてくれたのだ。リクルートスーツでやってきた夢子が別人になっていた。

「キラキラした女性 なれるんだよ」

と夢子に言うAYA。

その言葉を聞き、改めて、ここで働かせてほしいと申し出る夢子。

学生時代の彼女とは違って優しくなっていたと喜ぶ夢子だったが、AYAの本音は

「いーいオモチャ 手に入っちゃったー」

だった

「醜い私があなたになるまで」第1話の感想


私もかつていじめられたことがあるので、夢子の気持ちは分かります。でも夢子のすごいところは、自分をいじめた相手と同じ場所で働かせてほしいと申し出るその勇気。それはきっと、自分を変えたいという強い思いの表れなんだろうなと思いました。

でもAYA(堀川絢)は、そんな夢子の思いを踏みにじるかのような不敵な笑みを浮かべます。

AYAは目立ちたい、ちやほやされたい、そのためなら手段を選ばなさそうな女性ですね。AYAの店は売り上げはよいけど新人が育たない。この事実もAYAの性格と関係している感じです。

個人的には夢子に頑張ってほしいと思います。今までの自分ではない、新しい自分になってほしいですね。ただ、AYAと働くのは一筋縄ではいかなさそう。

夢子のことを「いいオモチャ」と言い放つAYAのもとで、果たして夢子は変わることができるのか?それとも高校時代の二の舞になるのか?これからの展開にハラハラするばかりです。

今後もネタバレを書いていきます。まずは、第2話のネタバレを少し。

「醜い私があなたになるまで」ネタバレ・第2話

夢子がAYAの店でバイトとして働き始めた。いきなりAYAとのツーショット写真を撮られる夢子。店のSNSにアップされるものだとAYAに説明される。

さっそく夢子の仕事が始まった。社員の森崎さんにレジ打ちを教わる夢子。AYAは基本的に午前中は店には出ない。AYA以外の従業員は、夢子を含めて3人。AYAがいるから人気がある店なのに、3人で回せるのかと夢子は少し不安を感じた。

そしてAYAは夢子とのツーショット写真をSNSにアップ。いいねの数がどんどん増えていった。

午後からはAYAも店に立つ。一気に店内が華やかになった。そして夢子はお客さんに声をかけられる。「SNSで見たぶー子だ」

そう、AYAは夢子のことをSNS上で「ぶー子こと夢子ちゃんです」と紹介していたのだ

「醜い私があなたになるまで」第1話まとめ

  • 地味でさえないOLの瀬川夢子。学生時代に容姿が原因でいじめを受け、今も会社で孤立していた。
  • 夢子の楽しみは、SNSの有名人・AYAの投稿を見ることだった。
  • ある日AYAの店でバイトを募集していると知った夢子は、自分を変えたい一心で応募する。
  • 面接でAYAと初対面する夢子。AYAの正体は高校時代夢子をいじめていた堀川絢だった
  • しかし採用される夢子。喜ぶ夢子だが、AYAにはある思惑があった。

「自分を変えたい」、そう思って憧れのAYAのもとで働くことになった夢子。しかし道は相当険しそうです。だけど、夢子にはその険しい道を切り開いてほしいと思うし、個人的にも応援したいです。

ということで、今後もお楽しみに。

この後のストーリーは、こちらで掲載しています。
「醜い私があなたになるまで」ネタバレ。第2話あらすじ&感想あり。

「醜い私があなたになるまで」第3話ネタバレと感想を紹介します。

 

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