二月の勝者のネタバレ1巻&2巻。10月16日からドラマがスタート

今日10月16日午後10時から、日本テレビ系列で放映される連続ドラマ、「二月の勝者-絶対合格の教室」は、中学受験がテーマです。


このドラマの原作は、週刊ビックコミックスピリッツで連載中で高瀬志帆さん作の同名マンガです。

舞台は、中学受験専門塾の「桜花ゼミナール」
最強で最悪と言われる塾講師の主人公・黒木蔵人を、柳楽優弥さんが演じます。

新人講師の佐倉麻衣を井上真央さん、業界トップ「フェニックス」の講師・灰谷純を加藤シゲアキさんが演じます。

今回はドラマ化を記念して、「二月の勝者」の1巻2巻のネタバレをお届けします。ドラマ開始前にぜひ読んでみてください

「二月の勝者」主な登場人物

桜花ゼミナール講師

黒木蔵人(くろきくろうど)

名門中学受験専門塾で業界トップの「フェニックス」講師から、「桜花(おうか)ゼミナール吉祥寺校」の校長に着任。

受験塾を「子どもの将来を売る場所」小6での新規塾生を「金脈」保護者を「スポンサー」最下位のRクラスの生徒を「お客さん」などと表現する。

他にも過激な言動が多い。いつも仏頂面。

佐倉麻衣(さくらまい)

桜花ゼミナール新人講師。空手の有段者。子どもにも空手を教えていたが、その際に大きな挫折を経験。

研修中に偶然黒木と出会い、4月の本採用時に再会する。現実主義者だが情に厚い性格で、生徒思い。それゆえ黒木の考えに疑問を持つ。

桂(かつら)

桜花ゼミナール講師。佐倉麻衣の先輩。眼鏡をかけたキャリアウーマン風の女性。

黒木の指導法に疑問を感じるときもあるが、否定はしていない。子どもの頃の夢は社長だった。

桜花ゼミナール児童

島津順(しまづじゅん)

桜花ゼミナールの最上位・Ω(オメガ)クラスでもトップの成績の男子生徒。

前田花恋(まえだかれん)

桜花ゼミナールΩクラスで、島津順とトップを争う女子生徒。

三浦佑星(みうらゆうせい)

全国統一テストを受けたことをきっかけに、桜花ゼミナールに入塾した男子生徒。成績最下位のRクラスに所属。

加藤匠(かとうたくみ)

桜花ゼミナールRクラスに所属。一度は退塾を考えるが、あることがきっかけで復活する。

木下拓馬(きのしたたくま)

研修中の佐倉が出会った小学6年生。合格率50%の中学を受験し、3度目の挑戦で無事合格を果たした。

武田勇人(たけだゆうと)

桜花ゼミナールRクラスに所属。 勉強は苦手でゲーム好き。勇人の受験をめぐり、両親の意見が対立している。

フェニックス

灰谷純(はいたにじゅん)

業界トップの中学受験塾「フェニックス」の講師。
フェニックスの中でも最上位のS(サミット)クラスを指導する。黒木のかつての同僚でもある。

「二月の勝者」ネタバレ・1巻

第1講 二月の挑戦

新人講師が直面した、中学受験のシビアな現実

・佐倉麻衣は、中学受験塾「桜花ゼミナール」で研修中の講師。東京の中学受験初日を明日に控え、第一志望の中学に受かる小学生は、受験者のうち3割だけというシビアな現実を知る。

・佐倉が仕事を終え帰宅する直前、受験を明日に控えた木下という男子児童がやってきた。算数の過去問を教える佐倉。木下の「この学校に絶対入りたい」という熱意を感じた。

・受験当日、桜花ゼミナールのトップ児童の松村・森ともに調子を崩して保健室受験となった。

・2月2日現在。桜花ゼミナール受験生35人のうち、3名がまだどこも合格していない。その中には木下もいた。佐倉は明日に控えた木下の受験応援をかって出た。

新人講師が出会った1人の塾講師。彼の正体は?

・受験当日は大雪。受験会場に一番乗りしたと思った佐倉だが、そこには先客がいた。フェニックスの講師である。

・木下がやってきたが、相当焦っている。理科の問題が分からないとパニックになっていたが、その場を救ったのはフェニックスの講師だった。自分の無力さを思い知る佐倉。

・晴れて正式に講師となった佐倉。そして桜花ゼミナールに新たな校長がやってきた。彼は、木下の受験のときに居合わせたフェニックスの講師だった。名前は黒木蔵人。彼は生徒たちに向かい、

君達全員を第一志望校に合格させるためにやって来た、黒木蔵人です。

と自己紹介をした。

第2講 二月の初陣

平凡な子だから中学受験が必要?

・黒木の自己紹介を聞いて、「全員受かるわけなんてない」と反抗的な態度をとったのは、Ωクラスの島津順。そんな彼にも黒木は平然と、持論を展開する。
・緊張した雰囲気の中、統一合格判定テストが始まった。
・試験監督補助をしながら、佐倉は受験生の個人差を肌で感じる。
・1週間後。面談のため、三浦佑星の両親がやってくる。母は息子の偏差値に愕然とし、父はこの成績では中学受験は無理だから入塾もやめるという結論を出した。
・佑星は小1からサッカーをしている。父は今はサッカーの頑張り時。勉強は平凡だからサッカーを続けさせると話す。
・黒木は、確かに佑星くんは平凡な子。だからこそ中学受験をすべきと両親に伝えた。

第3講 二月の決断

黒木と佑星のリフティング対決。親の思いと子の思い

・黒木は、三浦佑星そして両親と話すため、佐倉を連れて屋上にやってきた。
・なぜか佑星にリフティング対決をもちかける黒木。そして勝ったのも黒木だった。
・黒木は佑星の父に、息子はサッカーも平凡だと告げる。
・プロサッカー選手になるより、憧れの難関校に入る方が確立が高い。勉強の方が努力の結果が出やすいとも父親に話す黒木。
・その場では入塾せずに帰っていったが、父親が折れて、その後佑星は入塾した。

第4講 二月の事情

生徒?お客さん? 黒木の意味深な発言

・名門中学受験塾のフェニックスで保護者会が行われているころ、桜花ゼミナールでは6年生のクラス分けが発表された。成績順にΩ、A、Rとなっている。
・佐倉は、新小6Rクラスで算数を担当することになった。意気揚々と臨む佐倉だが、Rクラスはイメージしたクラスとは違っていた。明らかに授業についていけない児童もいた。
・黒木は佐倉に「Rクラスはお客さんだから、気合を入れなくてもよい」と意味深な言葉を投げる。

第5講 三月の共感者

佐倉の思いが裏目に出る

・佐倉は、休日に会った友人との会話を通し、現在の受験事情を知る。
・Rクラスで受け持っている、加藤匠のことを気にかける佐倉。しかし黒木は、それにくぎを刺す。
・それでも匠に親身になって接するが、匠本人が塾に行きたがらなくなってしまった。

第6講 三月の撤退

加藤匠の本当の思い

・Rクラスの授業から外された佐倉。自分のやってきたことが、逆に匠を追い詰めたと自分を責める。
・匠の席に座った佐倉は、彼が鉄道好きだと気づく。それを知った黒木は、薄笑いを浮かべた。
・黒木は佐倉に、他に好きなことがある子ほど受験を辞めない方がいいと説明する。

第7講 三月の進退

加藤匠が塾を継続。黒木の真意と佐倉の決意

・加藤匠と母親が塾と受験を辞めたいと申し出にやってきた。
・匠は自分の時間が欲しいと訴える。
・黒木は匠に電車の動画を見せて、「こんなのが見たいのでは?」とたずねる。それを見た途端、匠の表情が輝き始めた。
・そこで黒木は、鉄道研究会がある中学校のパンフレットを見せる。一気に匠のモチベーションが上がった。
・黒木は匠の母をねぎらいつつ、もう一度頑張ってみようと伝え、匠は塾を継続することになった。
・黒木の真意が分からない佐倉だが、生徒を笑顔にするために自分ももっと強くなろうと決意した。

「二月の勝者」ネタバレ・2巻

第8講 三月の転機

前田花恋、転塾?

・小6向け保護者会。黒木は保護者に大学受験改革、難関私立大学合格者数大幅削減などの厳しい現実を伝え、子どもの頑張りときは今であると訴える。
・Ωクラスの前田花恋とその母がフェニックスを訪ね、講師の灰谷と面談する。

第9講 三月の集合

本当の第一志望とは?

・年度初めの講師会議。この時期は転塾が多い。そこで黒木は各講師に、「生徒や保護者から『本当の第一志望』を聞き、一緒に目指そうと促すように」と伝える。
・前田花恋が、10日も塾を欠席していた。

第10講 三月のリセット

前田花恋の転塾とストレス

・桜花ゼミナールに通う児童の家庭内で、転塾の話が少しずつ出始めている。
・前田花恋がフェニックスに転塾した。
・ここでもトップをとると張り切る。だがその様子は、張り切っているというより向きになっている感じである。いつしか花恋は自分で自分の髪を抜き始めていた。

第11講 三月のリスタート

花恋のストレスはマックスに

・佐倉は初めての保護者面談に臨む。その傍ら、久しぶりに空手道場に足を運んでいた。
・フェニックスに転塾した花恋は、ますます張りつめていた。母は心配し、講師の灰谷に相談する。

第12講 三月の邂逅

夜の街で出会った、花恋と黒木

・塾帰り夜道を歩いていた花恋は、偶然黒木に出会う。
・黒木と話した花恋は、自分の本心に気づき涙を流す。そして、桜花ゼミナールΩクラスに戻ってきた。
・黒木と灰谷が偶然出会う。灰谷は、桜花ゼミナールに移った黒木を責めていた。

第13講 三月の相違

武田勇人の両親。足並みそろわず

・佐倉は、春期講習の準備をする中で、塾の授業料の高さを痛感する。
・Rクラスの武田勇人の両親が、息子の春期講習受講に関して言い争いをしていた。
・あまりの塾代の高さに、勇人の父は「これで落ちたらどうなるの?」と言い出す。

第14講 三月の不協和音

武田勇人の母の孤独

・武田勇人の母は化粧品メーカー勤務で売り場担当。
・勇人の塾の面談日。父親は来ずに母1人でやってきた。
・面談時、夫婦での会話が全くないと桂に話す母。

第15講 三月の不一致

武田勇人の母、ついに大爆発

・塾の面談を終えて帰宅した武田勇人の母。
・春期講習の話を夫に切り出そうとするも、夫はスマホゲームに夢中で聞こうともしない。
・ついに母は、夫にキレる。

子供に「課金」してクソ強いキャラに育てよーとして何が悪い。勇人にどんな敵でもラスボスでも倒せるクソつええ武器持たせたいんだよ。そのためなら、課金ゲー上等!!

・結果勇人は春期講習に参加することになった。しかし裏で糸を引いていたのが黒木だと知り、佐倉は青ざめる。

第16講 三月の慟哭

塾講師は教育者ではない

・黒木は佐倉に、塾講師は教育者ではなくサービス業、中学受験は目的地に向かう特急券だと言い切る。
・納得がいかない佐倉は、黒木の持論には子どもの意思が入っていないと、泣きながら詰め寄る

第17講 三月の変化

春の最重要課題は算数

・桜花ゼミナールのミーティング日。議題は4月の模試対策。四月からは、中学受験を想定した合格判定の出る外部模試を受けさせることになる。
・黒木はそこで、春期講習と四月の最重要課題は算数の底上げだと話す。その上で、偏差値40の生徒を50まで上げる方法があると告げた。
・武田家は、春期講習騒動以降夫婦の会話は減り、勇人は相変わらず勉強に苦戦していた。

二月の勝者 ネタバレを書いての感想

以前、「ドラゴン桜」という東大受験漫画がドラマになりましたが、今回は中学受験。

中学受験の経験もなければ、子どもがいない私にとってはまさに未知の世界でした。

受験のシビアさとともに、夫婦関係、親子関係、自己肯定感、好きなものの大切さなどを描いた作品になっています。それにしても、今の小学生や親って大変なんですね。読みながら、思わず深くため息をついた私です。この世界観が、ドラマでどう描かれるのか、今からとても楽しみです。

なお、今ならLINEマンガで1巻から3巻までを無料で読めます。気になっている方はぜひ、LINEマンガのアプリをダウンロードしてみてください。

私も無料で3巻まで読みましたが、4巻以降も読んでみたいなと思わせるストーリー展開でした。現在は第13巻まで出ています。

 

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