「ラララ」は金田一蓮十郎さん作の漫画です。あらすじとネタバレ紹介。登場人物の石村さんって?漫画に出てくる子どもは誰?結末と評価について

今回紹介する「ラララ」は、知人から絶賛オススメされた作品です。
試しに読んでみたところ、本当に面白くてハマってしまいました。

ひとことで言うと、「結婚してから始まったラブストーリー」です。

「ラララ」は金田一蓮十郎さん作の漫画です

「ラララ」は、2012年から2021年の9年間、ヤングガンガンで連載されていたラブコメディです。

作者は金田一蓮十郎さん。お名前とは裏腹にかわいらしい絵を描かれる方です(私個人の感想ですみません)

リストラされた上に彼女に振られた元サラリーマンが、やけ酒中に知り合った謎の美女と何の脈絡もなく結婚するところから、物語は始まります。

見ず知らずの男性と結婚することにした女性には、ある目的があったのでした。

「ラララ」登場人物紹介。石村さんって? 漫画に出てくる子どもは誰?

「ラララ」の主な主人公は、元サラリーマンの桐島士朗(きりしましろう)と、 外科医である石村亜衣(いしむらあい)です。

そのほかにも、桐島くんの友達・菊池君や元カノの紗絵、石村さんを好きな同僚医師の雑賀さんなど、さまざまな人が物語に登場します。

また、途中で准くんという子ども(中学生)も登場します。

たくさんの登場人物が出てくる「ラララ」
登場人物の分だけ、楽しさが増す。そんなストーリーになっています。


「ラララ」のあらすじ&ネタバレ紹介

とある平日午前2時。24歳のサラリーマン・桐島士郎は公園のベンチに座っていた。

すこし前、彼は会社からリストラされたのだ。それを知った彼女にも振られてしまう。

雇用保険が下りている間、仕事を探すこともなく現実逃避にいそしんでいた桐島くん。
そんな切羽詰まった状況下で、桐島くんは友人の菊池くんと酒を飲んでいた。
しかし、菊池君は酒をおごってくれたものの、途中で帰ってしまう。

1人でやけ酒を飲んでいた桐島くんに1人の女性がやってきた。
ロングヘアの美人。一緒に飲み始める2人。

…するとその美人が、就職先を紹介してくれた。

今 仕事してないのなら
私のところで働かないか?
いい条件の就職先だと思うんだが

話を聞くと、かなりおいしい条件の仕事の様子。
酔った勢いもあり(?)、桐島くんはその依頼を受け、契約書にもサインした。

翌日、桐島くんが向かったのは、昨日の美女・石村さんの家。
仕事場と紹介されたが、どう見ても一軒家。
疑問に思いつつも家の中に入った桐島くん。
なんとそこには、全裸姿の石村さん!!

マジで全裸!!桐島くんが「すみません」って謝っていたけど、たぶんこの姿を見たら全員そう言うと思います。
私だったら、その前に悲鳴上げますね。同性同士だけど

なんと石村さんは、家では裸で過ごすのがデフォルトらしい。

覗かれる不安とかないんだろうか?美人だし。と、余計な心配をしてしまいました。

結論としては、そこは石村さん本人の自宅。そして桐島くんの勤務先でもある。
桐島くんの主な仕事は、石村さんが仕事で留守の間の管理&家事。
え?オレはハウスキーパー??と焦る桐島くん。

そこで石村さんは、衝撃の事実を告げる。
なんと、昨日桐島くんがサインした契約書と思われる書類は、「婚姻届」だったのだ。
しかも、きちんと役所に届けられている。

呆然とする中、桐島くんの永久就職生活が始まろうとしていた。

酔っぱらった状態でもサインしたら有効なんですね。(当たり前か)それにしても、あせる桐島くんと通常運転の石村さんとの対比が面白いです。

こんな形で始まった桐島くんの永久就職生活は、前途多難の様子です。


ラララの最終回はどんな結末?評価について

「ラララ」は、すでに最終回を迎えている作品です。

結論から言うと、この2人は婚姻届を出した10年後に結婚式を挙げました。
何だかんだありつつも、いい夫婦になっていたようです。

そして夫婦2人暮らしだったのが、4人家族になっていました。
(実子ではないようですが、いい関係の様子)

ハッピーエンドのようですね。よかったよかった。
ネットでの評価もおおむね好意的でした。

始まりはなんじゃそらー?!なんですけど、読んで損はない作品だと思います。石村さんは変な人だけど、嘘をつかない。空気を読む事はできないが言ってる事は全部ホントの事だから凄く信用できる。桐島君も始めは適当な若者風だったけど、真面目で愛ある青年で、主夫仲間の雰囲気さえ良く出来てしまう。ふたりが段々と夫婦っぽくなっていく様子がとても良いです!次で完結予定みたいで少し寂しいですが読むの楽しみです。

引用元:めちゃコミックレビュー

金田一作品には絶対1人は感情移入も共感もしまくれる登場人物が出てくるのが好き…作者さんの力量よね。最終巻が楽しみすぎる。

引用元:ブックライブレビュー

初めは本当に軽い感じで始まって、何だか不思議な雰囲気の話だなと思って読んでいました。でも石村さんは不思議ちゃんなだけじゃなく、お義母さんの事とか抱えている物もあって、桐島くんも軽いだけじゃなくて、実は誠実なところとかあって。そんな二人がお互いを気遣いあって生活している様は読んでいて何だか優しい気持ちになりました。

引用元:めちゃコミックレビュー

結婚から始まるラブストーリーって最近よく見ますが、ラララは男性主人公ということで、新鮮な気持ちで読むことができました。

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