アラ古希弁護士 怜華はどんなお話?登場人物、あらすじ、感想ご紹介

今回は、私が好きな漫画雑誌「月刊フォアミセス」に掲載中の
「アラ古希弁護士 怜華」を紹介します。

アラ古希弁護士 怜華とは?

「アラ古希弁護士 怜華」は、月刊フォアミセスにて不定期連載されている人気漫画です。

作者は、祐木純さん。
代表作に、「oba先生(おばせんせい)」があります。
oba先生については、以前このブログでも取り上げました。
oba先生って?お年寄りとの関わり編あらすじ&ネタバレ。最終回は?

この物語の主人公は、弁護士の一色怜華。
アラ古希、つまり70歳前後(年齢不詳?)のベテラン弁護士です。

主に離婚問題が専門の弁護士で、嫁姑問題に関しても心強い相談相手ですが
当の本人が嫁との仲が悪かったりします。

個人的には、険悪な関係というより「ケンカするほど仲がいい」という感じにも見えます。

そんな怜華のもとには、さまざまな女性が相談にやってきます。
今回の依頼はどんなものでしょうか?

アラ古希弁護士 怜華 登場人物紹介

一色怜華(いっしきれいか)

一色弁護士事務所のベテラン弁護士。
主に離婚問題に関わる。
頼りになる弁護士だが、怜華自身嫁と仲が悪く、いつもバトルを繰り返す。

「老婆心ですが」が口癖。

一色杏奈(いっしきあんな)

怜華の嫁で、一色弁護士事務所スタッフでもある。

夫は海外単身赴任中。
保育園に通う息子が1人いる。

怜華と同居しているが、いつも嫁姑バトルを繰り広げている。

アラ古希弁護士 怜華 最新話あらすじ

一色怜華の嫁、杏奈が息子を保育園に迎えにきた。
公園で子供を遊ばせつつ、ママ友と10分間だけおしゃべりするのが貴重な息抜きタイムだ。

ママ友の1人、唯子(ゆいこ)も姑と同居中。
唯子の夫は、娘の希美(のぞみ)が生まれる前に病気で亡くなっている。
そのため唯子は、姑にとても助けられていると話す。

そのためこの先も、一緒に暮らしていくのだろうと思っていた。

ある日、唯子の家に義妹のルミと甥のコータがやってきた。
夫とケンカしたのでしばらく一緒に住むことになる。

ルミとコータが加わった5人暮らしは今までと勝手が違い、唯子は戸惑う。

そしてコータが、

女は男の言う事をきいていればいいんだよっ

という言葉を口にしたことにも衝撃を受ける。

嫁には厳しくて娘には甘い姑の態度にもイライラする唯子。

ルミがやってきて2週間がたった。
夫のもとに帰らなくてよいのかと唯子がたずねるが、ルミはここに住もうと考えていた。
「ここに親がいるのだから、私の家でもあるし」と、こともなげに答える。
しかも姑まで、もう少しおいてやってほしいと甘い態度を見せる。

この家の名義は私であると唯子が告げると、お義姉さん冷たいですと言われる始末。

そういわれた唯子は堪忍袋の緒が切れてしまい、ルミにいい加減出ていってと言ってしまった。

義妹であるルミと一緒に暮らせないのであれば、姑とも同居を解消するしかない。
そのため唯子は、杏奈を通して一色弁護士事務所にやってきた。

話しを聞いた怜華は唯子に、

今回のような案件は弁護士を入れた事で今までの関係が崩れてしまうことが予想されます
お義母さんとの関係をこじらせたいわけではないですよね?
まずはお義母さんとじっくり話してみたらいかがですか

と勧めた。

怜華に相談したことで、唯子は少し冷静になった。
自分だけ血縁ではないことに嫉妬していたのかもしれないと。

その夜、ルミの夫・保(たもつ)が唯子宅にやってきた。
ルミを迎えにきたのだ。
それでも帰らないと言い張るルミ。
そこで唯子は信じられない言葉を耳にした。

オレから離れてどうやって生きていくつもりなの?
オレがいないとなんにもできない女のくせに

君はどこにいても役立たずなんだから君を相手にするのはオレくらいのものだよ

女はバカなんだから男の言う事をきいていればいいんだよ

保はルミにモラルハラスメントを繰り返していたのだ。

今度はルミが怜華に相談する番。
モラハラ問題は証拠集めが難しい上、自覚がない加害者もいる。
裁判になった場合に時間もかかるとのこと。
しかし怜華は、ルミの力になると約束した。

数日後、保が一色弁護士事務所にやってきた。
ルミが離婚を考えていることを知ると動揺する。
怜華は保に、ネット上の書き込みのプリントアウトを見せた。
そこには、ルミのSNSの「鍵アカ」に書き込まれた保の言動が全て残っていた。

ここに書かれている言動は充分なモラハラに該当すると告げる怜華。

それでも離婚を渋る保。
そこにルミが姿を現した。
改めて保に離婚を要求する。

何度も話し合いを重ねた結果、ルミは保と離婚し、母と同居することになった。
唯子は姑と別居になったが、お互い行き来することは多く、良好な家族関係が続くのだった。


アラ古希弁護士 怜華 感想

実は私もかつて義母と同居していました。
そのため、この作品は色々な意味で見入ってしまいます。

今回は、嫁姑問題ではなく、夫のモラハラ問題でした。
実際SNSでも、モラハラ夫の言動を見かけることがありますし、モラハラ夫と関わる苦労を
書いたコミックエッセイも読んだことがあります。

読んでいて、私まで辛くなります。
当事者の方の気持ちはいかばかりでしょうか?

今回のストーリーでも離婚に至るまで時間がかかった描写がありますが、私がSNSで見たモラハラ事例は調停でも話が進まず、裁判になっていました。

でもきっと、モラハラ問題は最近起きたものではなく、昔からあったものでしょう。
昔の人は、離婚したくてもできなかった方が多かったのだと思います。
これも時代の流れでしょうね。


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1話完結なので読みやすいですし、特にミセスの方には色々共感できる内容だと思います。
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