「逃げるは恥だが役に立つ」はハンガリー語?実はこんな意味だった

昨日(5月19日)、俳優の新垣結衣さんと、同じく俳優でミュージシャンでもある星野源さんの結婚というビックニュースに日本中が沸き立ちました。そこで今日はお2人が共演されたドラマ、「逃げるは恥だが役に立つ」の意外なエピソードについて書いてみます。

・改めておさらい、ドラマ「「逃げるは恥だが役に立つ」

「逃げるは恥だが役に立つ」は、2016年に放映されたドラマです。「逃げ恥」の呼び名で大ヒットし、星野源さんご本人が歌った主題歌「恋」もダンスとともに大ヒットしました。今年1月には「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」と題したスペシャル版も放映されました。恋ダンス、懐かしいですね。私も家族に笑われながら踊ったものです。

ドラマ上の新垣さんと星野さんは、契約結婚という形をとった夫婦役であり、今年のスペシャル版では夫婦の間に第1子が生まれています。

・このドラマは漫画が原作だった

このドラマは、漫画雑誌「kiss」で海野つなみ先生が描かれた同名漫画が原作です。2012年から2017年まで、そして2019年から2020年までそれぞれ連載されていました。「kiss」といえば、さまざまな作品がドラマ化されている人気の漫画雑誌です。私が好きな作品もいっぱいあります。

・この漫画のタイトルはハンガリー語?

みなさんご存知でしたか?ちょっと変わったこの漫画のタイトル、実はハンガリーのことわざからきているんです。私も、ことわざだと知った時にはとてもビックリしました。

ハンガリー語表記は、「Sze’gyen a futa’s,de hasznos」

Sze’gyenには「恥」、futa’sには「走る」、hasznosには「役に立つ」という意味があります。

走ることは恥ずかしいけど役に立つ???。巡り巡って、「逃げるは恥だが役に立つ」になったようですね。

原作漫画の副題にも、このハンガリー語表記が記載されていました。しかも逃げる人のイラスト付き。思わず笑ってしまいました。

・ことわざの意味

直訳だと「走ることは恥ずかしいけど役に立つ」となるハンガリー語のこのことわざ。意訳すると、「戦う場所を選べ」や「負けるが勝ち」という感じです。

今いる環境にしがみつかず、自分がしっかり戦える場所、得意な場所に移っていけばいいという意味なのかなと解釈しました。

ドラマの中で、星野源さん演じた平匡さんのセリフにもこのことわざが出てきました。

「ハンガリーにこういうことわざがあります。逃げるのは恥、だけど役に立つ。後ろ向きな選択だっていいじゃないか!恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことの方が大切で、その点においては、異論も反論も認めない」

後ろ向きな選択という言葉が含まれているけれど、とても前向きな言葉ですね。

そう考えたら、私も同じかもしれません。3月までいた職場がどうしても心身ともに受け入れられず、退職という道を選びました。今もどこかに「大変な職場から逃げてしまったという罪悪感」があります。

しかしこれも、角度を変えたら戦える場所を選んだということ。私も「逃げ恥」仲間かもと勝手に思ってしまいました。

・まとめ

・新垣結衣さんと星野源さんの結婚。きっかけはドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」

・このドラマは人気漫画が原作だった

・漫画のタイトルはハンガリー語のことわざ

・直訳は「走ることは恥ずかしいけど役に立つ」

・意味は「戦う場所を選べ」、「負けるが勝ち」

漫画・ドラマともに大人気だった「逃げるは恥だが役に立つ」この世界から生まれたカップル、新垣結衣さんと星野源さん。どうか末永くお幸せに。

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