200m先の熱、あらすじと感想紹介。どっちとくっつく?最終回は?

「200m先の熱」は、桃森ミヨシ先生作の人気ラブストーリーです。

集英社の漫画雑誌、Cookie(クッキー)で連載中のこの作品は、大人の三角関係が描かれています。

今回は、この作品のあらすじや感想、ヒロインはどっちとくっつくのかについて書いてみます。

200m先の熱 あらすじ

ヒロイン・吉家紬(きっかつむぐ)は28歳の和裁士。亡くなった両親が残してくれたタワーマンションで慎ましやかな1人暮らしをしている。

そんなきっかの初体験は高校3年生のとき。相手は、向かいに住んでいた同級生の真霜知哲(ましもちてつ)

体を重ねるまでは、真霜くんのことを本当に好きかがよく分からなかったきっか。でも、初体験後の彼の表情で一気に好きになってしまった。もっと彼と仲良くなりたいと思うも、彼はそれを境に冷たくなってしまう。

それから10年。真霜くんときっかは、なぜかつかず離れずの距離にいた。と言っても、真霜くんはいつも違う女の子を連れて歩いており、恋愛での経験値を上げ、大人の男性になっていた。そして彼は、百貨店の呉服部勤務。和裁士をしているきっかに仕事を回してくれていた。

きっかは真霜くんと話すたびに、自分だけがまだ高校生のままで、大人になりきれていないように感じるのだった。

そんなある日、きっかはマンション管理組合の役員に任命される。その案内文書を見てフリーズするきっかのすぐ横で、同じく役員任命文書に驚きの声を上げた男性がいた。
高校生か大学生だと思っていた彼は、何と、きっかより10歳年上の38歳‼。

高校生に間違われたその男性を見て、思わずきっかは胸をときめかせる。若く見られたことにいたたまれないような彼の表情が、きっかにはとてもかわいく見えたのだ。

気が付けば彼の名前を訊いていたきっか。彼の名前は平良連太郎(ひらられんたろう)と言った。平良と話をしているうちに、彼と一緒なら役員を頑張れそうだと思い始めたきっかは、役員向け説明会に彼をさそった。

説明会当日、待てど暮らせど平良は現れない。不安を隠せないきっか。
まだ現れない平良の名前を聞いて驚く住人が何名かいた。なんと平良は有名な作曲家だったのだ。その話をきいて、きっかは平良のことを全くしらなかったことを実感し恥ずかしく思う。

ようやく平良が現れ、きっかに遅刻したことを謝る。その時の平良を見て、きっかは彼に恋をしたと気づいた。

でも私、たぶん恋におちました
200m上に住んでる
かわいくていじらしい38歳の彼に。

200m先の熱より引用



200m先の熱 感想

もうね、平良さんもかわいいし、きっかもかわいい。これにつきます。

きっかはちょっと変わった趣味(?)で、真霜くんと付き合っているときも、最初は本気かどうかわかっていなかったのに、初体験の後の真霜くんの表情(なんともいたたまれない真っ赤な顔)で好きになってしまったという。なんだろう、男の赤面フェチ??
でも、真霜くんとはそれっきり。読んでいて、何でだろうなあって思いました。
真霜くん、恥ずかしかったのかな?

と言いつつ、10年間付かず離れずの関係を保てている、きっかと真霜くんってある意味すごいですよね。しかもお互い今は恋愛感情なさそうな感じで。

そんな中現れた平良さん。38歳という年齢と若いお顔とのギャップ、劇伴音楽の作曲家という仕事柄とワンコみたいなかわいらしさ満載の内面とのギャップ。もし身近にいたら、きっかじゃなくても恋したかもしれません。実際に、管理組合役員の中にも、さっそく平良さんにアプローチしていた女性の方がいたし。(そのアプローチ具合や、きっかへのマウントが気に入らない(# ゚Д゚))

でも、ある意味それに負けてなかったのがきっからしいです。とある日の懇親会で酔いつぶれてしまった平良さん。そんな彼の表情を見て、気が付けばキスしてるあたり(2人きりのときですよ(^^;)、きっかもかなりの肉食系??と思ってしまいました。


200m先の熱。どっちとくっつく?

「200m先の熱」で気になるところは、きっかは真霜くんと平良さん、どっちとくっつくという点です。

個人的には平良さん推しなので、このまま2人がくっついてほしいのですが、ネット上では真霜くんとくっついてほしいという意見も多いようです。意外なことに、両方とくっついてほしいという意見もあるみたいです
(現実的にはありえないですが、この作品内ならありかも)

真霜くんって実は地味に、きっかのことをすごくよく分かっているんですよね。
付かず離れずの関係が続いているのも、実はきっかのことを好きだからという線もあるし。

最終回まで目が離せなさそうですね。私も今は平良さん推しだけど、読み進めていくうちに、真霜くん推しになる可能性もありますから(^^;

ちなみにタイトルの由来になっている、「200m」
これは、真霜くん宅がきっかの家から200m離れていて、平良さんはマンション内できっかの200m上に住んでいることから来ています(平良さんは最上階に住んでいるのです、すごいな)


「200m先の熱」最終回予想

200m先の熱は、2023年5月14日現在も連載が続いており、2023年3月24日には単行本第7巻が発売になりました。

「200m先の熱」が掲載されている漫画雑誌、Cookie(クッキー)でも連載終了のお知らせがないので、最終回はまだまだ先と思われます。

最終回はどんな結末になっているのか。きっかはどちらとくっつくのか。
気になるところですね。

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