今回は、ゆむいさんの作品「夫婦を続ける自信がない」を紹介します。
タイトルがかなりショッキングですね。
幸せになろうと誓った夫婦なのに、妻は夫の言動に傷つき続け、夫婦でいる自信をなくしていきます。
そんな夫婦がどのような結末を迎えるのかも、あわせて紹介していきますね。
「夫婦を続ける自信がない」ネタバレ
かな子と直樹は結婚4年目の夫婦。
2人で幸せな家庭を築くと誓ったのに、実際はなかなか厳しい。
かな子はデパ地下の惣菜店で働いでいるけれど、かなりの激務。
直樹は商社の営業職。
まじめに働いているが、付き合いも多く、お酒を飲んで帰ってくることも多い。
そんな中、かな子が妊娠する。
つわりが辛くて家事をできないかな子のことを直樹は容赦なく責める。
俺の職場では妊娠しても働いている人いたよ
かな子は妊娠を理由に仕事を休んでズルいよ
これじゃあ専業主婦にもなれてないじゃん
専業妊婦?
こ、こいつ何言ってるんだ?世の中の妊婦が全員同じ体調、同じ経過で過ごせるとでも思っているのか??やばい、このセリフだけで腹立ってきた。
そんな直樹の言動に涙するかな子だが、今は子供を無事に生むことを第一に考えようと思い、離婚云々は思いとどまった。
その結果、3人家族の状況はとても悲惨なことになってしまった。
そしてかな子は、直樹と夫婦を続ける自信をなくしてしまった。
子どもが生まれてからも、直樹の言動はひどいままです。読み進めていくほど、かな子の「夫婦を続ける自信がない」という気持ちが深まっていくのです。はあ、辛い。
「夫婦を続ける自信がない」は、ゆむいさんの作品です
「夫婦を続ける自信がない」の作者は、ゆむいさんです。
ゆむいさんの代表作は、「夫の扶養から抜け出したい」
ご存じの方も多いと思いますが、とんでもないモラハラ夫が登場します。
私は今までいろいろな漫画を読んできましたが、「夫の扶養から抜け出したい」に登場する夫・つとむ以上のモラハラには出会っていません。
「夫の扶養から抜け出したい」については、こちらの記事をごらんください。
かなりのモラハラ夫が出てきます。
「夫の扶養から抜け出したい」でつとむにイライラ。あらすじと感想。続編は「ゆうかの場合」
「なぜ、ゆむいさんの漫画にはモラハラ夫が多いのだろう?」それがすごい疑問です。
まさかゆむいさんの夫がモデルではないですよね。
それだったら、結構怖いなと思ってしまいました。(多分違うよ)
「夫婦を続ける自信がない」須藤さんってどんな人?
「夫婦を続ける自信がない」に出てくる、須藤さん。
この人は、かな子のママ友です。
かな子が娘・リンの予防接種で小児科を受診した際、変なおじさんに絡まれたのですが、その時に助けてくれたのが須藤さんでした。
子どもの年も同じということで、2人は意気投合します。
しかしかな子は、須藤さんの言葉に時々もやもやを感じます。
そしてそれは、のちのち現実のものになっていくのでした。
「夫婦を続ける自信がない」最終回はどうなるの?
夫婦間の溝が深まるかな子と直樹ですが、離婚することはなく、一応のハッピーエンドを迎えます。
私もそれを知って安心しました。
どうやら、「夫の扶養から抜け出したい」のようにお互いに歩み寄るようですね。
夫婦関係に悩んでいる方は一度読んでみてはいかがでしょうか?
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